「何人家族なの?」と思うほど、玄関が靴だらけでごちゃごちゃしているわが家。
どうにかできないかな、と玄関を眺めていた時、靴箱の下に隙間があることに気が付きました。
「そうだ、ここに収まる引き出しを作って靴をしまえるようにしよう!」と思い立ち、100均の材料でお手軽なDIYをしてみました。
こちらの記事では、100均の板、取っ手、リメイクシートを使って初心者がDIYした記録を公開しています。
道具もカッターや木工ボンドなどを使用し、工作する感覚で引き出しを作成しました。
DIYがはじめての方も真似しやすい内容なので、ぜひ参考にしてくださいね。
【100均DIY】靴箱下に引き出し収納を作ろう!
収納ボックスの材料
靴箱の下にあるわずかな隙間。測ってみると高さは9センチ、奥行きは37センチでした。
この隙間を最大限に活かせるように薄く、そして雨や雪などの水分にも多少対応できる素材が必要です。
そこで今回はダイソーのMDF板を使うことにしました。
ダイソーには桐の板も売っていましたが、MDF板は
- 木の繊維を合成樹脂で固めたもので、表面が平らでなめらか
- 硬さはあるけれど、カッターでもカットできて加工がしやすい
- 湿気で割れたり反り返る心配が少ない
という点で桐よりも優れていると感じたので採用しました。
今回使った材料と道具一覧は以下の通りです。
材料
- MDF板 300×400×6 (ダイソー)5枚
- リメイクシート(ダイソー)3枚
- 取っ手(セリア) 1個
道具
- 木工ボンド
- 定規・メジャー
- カッター
- 紙やすり
- 段ボール(カッター板の代わり)
- キリ、ドライバー
では、さっそく設計からはじめましょう!
①設計図を作り、板をカットする
採寸して設計図を書きました。
靴箱下の隙間にピッタリと合う収納になるよう、横76×奥行き37×高さ9センチの引き出しを作ります。
頭がごっちゃにならないよう、まずすべての線を板に引きました。
カッターで切っていきます。
切ったもの。バリや少しガタガタになった部分は紙やすりで整えます。
あまり削るとサイズが変わってしまうので、何度か往復する程度で。
家にあった60番(粗い)と400番(細かい)で仕上げましたが、買うなら200〜300番のものが1枚あれば間に合いそうです。
ただ、大きなバリはハサミでも切れたので、紙やすりの作業はやらなくても完成できるかもしれません。
②板を貼り合わせる、リメイクシートを貼る
すべてカットし終えたら木工バンドで貼り合わせます。
はみ出したボンドで玄関の床と板がくっついて取れなくなりかけました……。レジャーシートなどを敷いて作業することをおすすめします!
底板のボンドが少し乾いて安定してきたら、側面の板も貼り合わせます。水平を取れる道具がないため、壁を利用してまっすぐに合わせました。
側面の板は、底の板の上に置くように接着しました。
貼り付ける位置を間違えると、せっかく採寸して設計した寸法に狂いが出てしまうので注意が必要です。
両側面の板を貼ったら、
前後の板も貼り合わせ。
丸一日乾燥させたら、カットしたリメイクシートを貼ります。
全体にシートが貼れたら、取っ手をつけます!
③取っ手をつけて完成
取っ手はセリアのものを購入しました。
長さの違うネジが4本ついており、板の厚みにあわせて選べるようになっています。
6ミリの厚さのMDF板では、2番目に短いものを使うとピッタリでした。
まず前面の板の中心に印をつけます。
メジャーで中心を測り、カッターで少しリメイクシートを削りました。
キリやドライバーでグリグリと穴を開けます。
穴が開いたら、裏側からネジを入れて最後まで締めます。
表に戻り、取っ手の飾りパーツをはめ、
さらにツマミのパーツをくるくると回してネジで固定します。
最後にもう一度裏側からしっかりとドライバーでネジを締めます。
これで完成です!
ボンドを乾燥させる時間があったので2日かかりましたが、設計を含めた作業時間は5〜6時間くらいかな?
MDF板をカッターで切ったところが1番時間がかかっています。
板のカットに2時間ほど掛かりました。ノコギリがあればもっと早く終わります!
玄関が少し広くなりました!
さっそく引き出しを入れてみます!
ピッタリのはずが、採寸を間違えたようで微妙にしっくりきませんでした……。
でもこれだけの靴や軍手と鎌(草むしりセット)を収納できるようになりました。
靴箱やシューズラックも整理して、玄関が広くなりました!
こちらはビフォー。
そしてアフター。長靴を靴箱に収納する余裕ができたので、スッキリとしました。
採寸ミスはありましたが、玄関のごちゃごちゃが解消されて満足です。
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